ラクトレ1級・2級建築士 法規ブログ講座

1級.2級建築士受験用法規の解説ブログです。通常の教材には書かれていない合格するための㊙テクニックを中心に投稿いたします。

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特殊建築物の確認方法【別表1→令19条←令115条の3】

法規の試験をややこしくしている原因の一つには、
(‥‥法律をつぎはぎ、つぎはぎ作っている
、国土交通省の官僚が根本原因ですが‥‥)

その話は、おいといて

特殊建築物の存在があります。

特殊建築建築物とは?
‥‥
不特定多数の人が出入りする建物は、一般の建物より、火災等に対して 
            安全に作っておこうという趣旨の規制です。

ちなみに、試験によく出るのは、事務所ビルです。←は特殊建築物ではありません!
イメージ的には、多数の人が出入りするので、特殊建築物のように思いますが、
事務所ビルでは、 自社ビルのような場合、多数の人が出入りしますが、
あくまで特定の人(社員+関係者)のみなのです。 

  ついでにもう一つ患者の収容施設がない診療所も 特殊建築物ではありません!
   ‥別表1の(二)欄の病院・診療所のカッコ書きに注意してください。患者の収容施設とは?つまり、入院施設がない所を意味します。

以下の分野の試験問題を解くときには、特殊建物かどうかの確認が 必須です!

①確認申請
②耐火・準耐火建築物
③内装制限
④防火区画
⑤避難規定

このページの結論です!


【特殊建築物の確認フロー】

法2条1項二号→別表1→令115条の3 →令19条

この順番に、条文を確認すればいいのです。
ですから、これらの条文に該当の建物がなかった場合は、
安心して 特殊建築物でない! と結論づけてください。

■試験テクニック

試験では、受験生がみんな知っている法2条1項二号、別表1
からは、出題されません。
令19条、令115条の3に載っている建物が出題されるのです。
ですから、時間短縮のために
令115条の3→令19条を先に調べるのが正解です!



以下、特殊建築物かどうか確認するために必要な条文を載せておきます!

-----------------法2条1項2号----------------------
 特殊建築物 
学校(専修学校及び各種学校を含む。以下同様とする。)、
体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール
、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿
、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場
その他これらに類する用途に供する建築物をいう

                     
                                                                                                                              
-----------------別表1---------------------
    
別表第一 耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない特殊建築物(第六条、第二十七条、第二十八条、第三十五条―第三十五条の三、第九十条の三関係)

 (い)(ろ)(は)(に)
 用途(い)欄の用途に供する階(い)欄の用途に供する部分((一)項の場合にあつては客席、(五)項の場合にあつては三階以上の部分に限る。)の床面積の合計(い)欄の用途に供する部分((二)項及び(四)項の場合にあつては二階の部分に限り、かつ病院及び診療所についてはその部分に患者の収容施設がある場合に限る。)の床面積の合計
(一)劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場その他これらに類するもので政令で定めるもの三階以上の階二百平方メートル(屋外観覧席にあつては、千平方メートル)以上 
(二)病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)ホテル、旅館、下宿、共同住宅、寄宿舎その他これらに類するもので政令で定めるもの三階以上の階三百平方メートル以上
(三)学校、体育館その他これらに類するもので政令で定めるもの三階以上の階二千平方メートル以上
(四)百貨店、マーケット、展示場、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー、ダンスホール、遊技場その他これらに類するもので政令で定めるもの三階以上の階三千平方メートル以上五百平方メートル以上
(五)倉庫その他これに類するもので政令で定めるもの二百平方メートル以上千五百平方メートル以上
(六)自動車車庫、自動車修理工場その他これらに類するもので政令で定めるもの三階以上の階 百五十平方メートル以上


             

-----------------法115条の3--------------------
別表1の追加建物がこの条文に記載されてます。

(耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない特殊建築物)

第百十五条の三  法別表第一(い)欄の(二)項から(四)項まで及び(六)項(法第八十七条第三項 において法第二十七条 の規定を準用する場合を含む。)に掲げる用途に類するもので政令で定めるものは、それぞれ次の各号に掲げるものとする。
 (二)項の用途に類するもの 児童福祉施設

 (三)項の用途に類するもの  博物館、
                   美術館

                   図書館、
                   ボーリング場、
                   スキー場、スケート場、水泳場又はスポーツの練習場
過去問で、個人の美術館という問題がでました。(個人であろうが、公共であろうが、
美術館は特殊建築物です。騙されないように)



 (四)項の用途に類するもの   公衆浴場、
                    待合、
                    料理店、飲食店
                    又は物品販売業を営む店
舗(床面積が十平方メートル以内のものを除く。)


 (六)項の用途に類するもの 映画スタジオ
                   又はテレビスタジオ
                    
        

-----------------令19条---------------------


令115条の3に記載されている 児童福祉施設の詳細が令19条に定義されています。

第十九条  法第二十八条第一項
法第八十七条第三項 において準用する場合を含む。以下この条及び次条において同じ。)

の政令で定める建築物は、
児童福祉施設、
助産所、
身体障害者社会参加支援施設
(補装具製作施設及び視聴覚障害者情報提供施設を除く。)、
保護施設(医療保護施設を除く。)
婦人保護施設、
老人福祉施設、
有料老人ホーム、
母子保健施設、
障害者支援施設、
地域活動支援センター、
福祉ホーム
又は障害福祉サービス事業(生活介護、自立訓練、就労移行支援又は就労継続支援を行う事業に限る。)

の用に供する施設(以下「児童福祉施設等」という。)とする。


最後に
上記条文の赤字の建物が 特殊建築物となります。
これ以外には、ありません!‥‥試験にはこの中から出題されます。

法令集の中条文の海の中に、このような 条文の関係性があるのです!

こんなものなかなかわかりませんよね!

法規の参考書は、途中の条文の関係性を無視して、結果だけを載せてます!
一応法規の教科書の特殊い建築物の一覧を載せておきます。

特殊建築物
 
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