ラクトレ1級・2級建築士 法規ブログ講座

1級.2級建築士受験用法規の解説ブログです。通常の教材には書かれていない合格するための㊙テクニックを中心に投稿いたします。

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市販教材が結構 間違ってますの巻‥ホント困ります!!

今回は、某出版社の2級建築士の教材の間違いを指摘するメールを送ったという話しの巻です。

善良なる市民の皆様方は、受験勉強していて、問題を解いて答え合わせをした時、

間違っていたら何でと考えますよね!!

そうして、何故 答えが違ったかを、まずは、問題の解説文を読み、そして、条文を調べますよね!それでもわからなかったら、参考書やネットで検索しますよね!!

それでも、理解できなかったら、落ち込みますよね!! 何で違うの?? 何か勘違いしてるのか、問題文を見落としているのかと

まさか、問題集の答えが違っているなんて、思いも(大それた)しませんよね!!

でも、違っている場合が、結構というか、たまーにあります。

こんな場合、私でも結構時間がとられます。ホント頭にきます!!

最近の間違い事例をブログに載せたいと思います。

私のスクールで、今年から、某出版社の2級建築士の教材を使い始めたのですが

、受講生からの質問により、、3か所間違い疑惑 と思われる箇所を発見しました!
‥‥この商売をはじめてから、講座で使用する教材で結構発見してます。


その都度、出版社にメール等を送って、見解をお聞きしてました。
でも、最近は、メールを書く気力が、無くなって来たというか、こういう言い方をすると、
なにですが?(ちょっと傲慢に聞こえますが)
長年、この商売をやってますと、自分で判断できるようになり、間違いだ!と断言できるようになったこともあります。
まーた、間違っていると!!!
やはり、法規の教材が多いですね! 条文が分かりにくい のですね!!

でも、受験生の立場からすると、間違った教材で勉強すると ⇒間違ったまま覚える⇒そして試験に不合格となると、
損害賠償問題ですね!!

今回の事例は、受験勉強をされている方にも参考になると思いますので、載せておきます!
特に、この事例の教材をお使いの受験生の方は、必読です!(はっきり教材の名前を出せと言われそうな気もしますが‥‥)




****出版社へ送ったメール*********************************************

富山県で建築資格のスクールを開講しております。
昨年から、御社の下記書籍を、教材として使用しておりますが、受講生の質問等により、3ヶ所疑問に思う問題がありました。
至急、ご見解をお願い致します。
-----------------------------


(1)P98 問8(内装制限の問題

【問題文】‥赤字か解答です。
主要構造部を[耐火]構造とした学校は、その規模にかかわらず、内装の制限を受けない。(令128条の42項・3項)

 ⇒私の出版社への質問
  この問題では、穴埋め問題として[耐火]構造を答えさせる問題となってますが、内装制限における学校は、構造等の制約はな    
  いと思いますが?文章としては、成立しますが、穴埋め問題にすると、『耐火構造』が必須条件と勘違いさせるのでは?

参考  詳細の解説はここをクリック
           
内装制限の㊙テクニック‥3秒で正解できるシリーズ(3BS)-第2弾

(2)P101 問1
避難規定の廊下幅の問題


【問題文】‥赤字か解答です。
有料老人ホーム(鉄筋コンクリート造2階建て、各回の床面積150㎡、高さ6m)(各種検証法等の確認はない)の片側にのみ居室のある共用の廊下の幅は、[1.8]m以上としなればならない。〔令第119条 令第19条〕
------------------------------------------------------------
 

  ⇒私の出版社への質問
  この問題の出題意図は、有料老人ホームは、特殊建築物の病院グループ言該当するのということを知っているかどうかを試した  
  いとの意図が感じられる問題ですが、

  単純に考えれば、廊下幅は令119条の表のよれば、病院は、片側の居室がある場合は、1.2mですので
  〔1.8〕m以上が[1.2m]の誤りでは?と思いますが、
  よくよく考えるとこの問題そのものが成立しない気がします。
  そもそも令119条の規定を有料老人ホームにまで拡大できるのか?という気がしますが
“  有料老人ホームの廊下幅の規定がないのでは?”
  法27条の特殊建築物の耐火・準耐火建築物規定の場合は、別表1(い)‥‥と、対象が明確になってますが、令119条には、その  
  ような記載はありません。単純に、条文の表に記載された建築物のみと解釈すべきかと思いますが?
  ご見解をお願い致します。
  また、万が一拡大解釈すべきとの見解だった場合でも、2級建築士のレベルで出題するのは、不適切だと思いますが??

(3)P102 問4(防火区画の異種用途区画の問題

【問題文】‥赤字か解答です。

2階建ての建築物8各階の床面積が100㎡)で、1階がマーケットを営む店舗、2階が事務所であるものは、マーケットを営む部分とその他の部分とを[防火]区画しなければならない。(令112条12項)


 ⇒私の出版社への質問

  この問題は、異種防火区画の問題です。解答は正しいのですが、
  根拠条文が間違ってます。令112条13項ではなく、12項です。

 参考⇒上記問題を理解できない方は、ここを読んでください!⇒ 異種用途区画の不思議

以上、よろしくお願い致します。
-------------------------------------------------

今回は、出版社へ送ったメールの内容を載せました。出版社から解答が来ましたら、ここに載せたいと思います!!




**出版社からの回答(1回目)***********



弊社『ラクラク突破の2級建築士試験【直前対策】2014』を教材にご利用いただきまして
まことにありがとうございます。
お問い合わせいただきました件、執筆者にも確認の上、下記の通り回答させていただ
きます。

P98 [法規27]問8
ご指摘の通り必須条件ではありません。
問題文を平成20年度の問13から参照した
ために、誤解を与える内容になってしまい申し訳ありません。今年度版(2015年度版)で
も同様になっておりますが、今後は「[学校等]は、その規模にかかわらず内装制限を受けない。」に
変更したいと考えています。

P101 [法規29]問1

この問題は平成25年度の問10を参照しました。
確かに建築関連の法令だけを考えると問題として成立しないのですが、有料老人ホームは、
老人福祉法や介護保険法等の規制を受けます。

介護保険法の第5条(2)ア項に、 「廊下の幅は1.8メートル以上(中廊下にあっては2.7メートル以上)と
すること。」とあり、この問題の正解となっています。
受験生の立場からみると、他の四つの選択肢が絶対に
正しいから、これが間違っているのではないかと気がつかなければならないような悪問も、
現実には出題されています。
あえて出典先の法令の名称等を記載しなかったのは、一般に試験会場に持ち込まれて
いる
(ほとんどの人が利用している)法令集では、介護保険法は抜粋で5条が省かれていま
す。本のタイトルにあるように直前対策をされている時に、法令集に不安を感じさせる事
は得策ではないと考え、あえて「介護保険法第5条(2)ア項」という出典を記入しま
せんでした。
ただし、今後は出典を記載することも検討したいと思います。

P102 [法規31]問4
ご指摘の通り12項(令第112条12項)の間違いでした。申し訳ありません。

この度はご指摘ありがとうございます。
今後はこのような間違いが無きよう制作を進める所存ですが、
今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。



******私の反論(1回目)**************************************
毎度お世話になってます!
さっそく、お返事有難うございます。
P98とP102の件、了解致しました。
早急に改訂版の対応をお願い致します。
また、他の問題で誤りがあれば、正誤表の送付をお願い致します。

ところで、P101の有料老人ホームに関しましては、
出展条文⇒『介護保険法の第5条(2)ア項』は、他の条文でした。
条文番号が違うと思います。
尚、他の法規を捜しましたら、『養護老人ホームの設備及び、運営に関する基準』の
4項一号 には、“廊下幅は、1.35m以上とすること。正し、中廊下の幅は、1.8m以上とすること”
の規定が見つかりました。この法律に 該当するとなると、片廊下は、1.2mとなります。
ご見解をお願い致します。

尚、今回のこの問題に関しましては、正誤云々というよりは、
この問題が果たして、2級建築士の直前対策という狙いに対して適正か??ということにあります。
御社のこの問題集は、試験前の最後2週間の間に、よく出題される、
問題を覚えてしまうという使い方の教材だと思います。
H25年の問10の問題の、解答がおかしいというのであれば、
試験実施機関に対して、申入れすべきかと思います。


ということで、P101 [法規29]問1は、削除すべきかと思います。
このような問題を掲載することは、いたずらに、受験生を混乱させ、試験前の追い込みの時期に
、無駄な時間を浪費
させることになります。
出版社としての見解はいかがでしょうか?


**出版社からの回答(2回目)***********

金森亮一様

返信ありがとうございます。

p101の問題に関して、出典が間違ってました。申し訳ありません。
正しくは、介護保険法の規定に基づき、平成11年3月31日付けで厚生省令第40

(http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/h/k/h11ks040.html)として、「介護老人
保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」が定められ、その第4条五
イに記載されています。
五   廊下の構造は、次のとおりとすること。
  イ 幅は、一・八メートル以上とすること。ただし、中廊下の幅は、二・七メー
トル以上とすること。
  ロ 手すりを設けること。
  ハ 常夜灯を設けること。

従って、解答は1.8mとなります。
金森さんが提示された『養護老人ホームの設備及び、運営に関する基準』は養護老人
ホームに関する
基準ですので、p101で問題とされている介護等を供与する有料老人ホームとは別とな
ります。

2月に刊行されました2015年版には間に合いませんでしたが、
それ以降の版が刊行される場合は、問題右側の解説に下記のような解説を付記するこ
とも
検討したいと考えております(問題を削除することも含めて)。
【 P101 [法規29]問1の解答[1.8m]の根拠は令第119条、令第19条に
加えて介護保険法の規定に基づき、平成11年3月31日付けで厚生省令第40号と
して、
「介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」の第4条五イに
依っています。】

以上、よろしくお願いいたします。

(株)エクスナレッジ

******私の反論(2回目)**************************************
毎度お世話になってます!
ラクトレ建築資格スクールの金森です!
ご連絡有難うございます。

御社の見解のは、下記の通りですが、
P101 [法規29]問1の解答[1.8m]の根拠は令第119条、
令第19条加えて
介護保険法の規定に基づき、平成11年3月31日付けで厚生省令第40号と
して、「介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」の第4条五イに
依っています。】

(1)令19条に加えてという表現に関して質問があります。

‥令19条を加えると意味は、どういう意味なのでしょうか?? 
 普通に考えれば⇒令19条は、有料老人ホームは病院に含めると規定してあるので、
             有料老人ホームは、病院だ  だから 令119条の表のより、片廊下幅は 1.2mということになります。
             御社の主張の 1.8mとは、矛盾致します。

(2)有料老人ホームは、令119条の対象の『病院となるのか?』、

私は、令119条の病院は、単純に
病院のみを対象としていると思います。別表1の(い)欄の(2)項 規程は、(別表1→令115の3→令19条)
による、規程によるものではないと思います。

他の出版社(TAC出版)の過去問解説書には、以下の記載があります。

.誤り。令119条で廊下の幅が規定されているが、設間の建築物の用途は
    令119条の適用の対象外であるから、1.2m以上という制限はない。

ということで、有料老人ホームは、令119条の対象外(病院のみで、他の用途に拡大解釈しない)
との見解です。
多分、出題者も、上記のような、考え方だと思いますが、
介護保険法の関連規定に1.8mと明記されているので1番は間違いには、変りありませんが

間違いである根拠は明確にしておく必要があります。

(3)結論
御社の解説より、令19条に加えてという表現は、削除すべきだと思います。


私のスタンスは、この直前対策の問題集の載せるべき問題では、ないと思います。

4)追伸(下記も間違いではないですか???)
 
P123の【耐火・防火】問18 の問題は誤りでは??
防火地区で100㎡を超えると、耐火建築物のみ
また、根拠条文も誤り 法62条、別表1は削除すべき



**出版社からの回答(3回目)***********

金森様

ご指摘ありがとうございます。

p101[法規29]問1の問題につきまして、執筆者からは、



令19条、令119条を記載したのは、廊下の幅を調べる場合に、
まずここを見るからという返答いただきました。


一般的にここを
調べれば答えが分かる部分を参考としてあげていただきました。
この問題ではここを調べても正解にはならないのですが、
学生や初学者の中にはどこを探せば良いのか分からない人も多いので、
参考としてあげさせていただきました。


ただ、介護保険法の規定に基づき、
平成11年3月31日付けで厚生省令第40号を載せなかったのは
本書でのミスです。大変申し訳ありません。



問題掲載の可否については、いろいろな考え方があると思います。
改めて執筆者とも相談の上、検討させていただきます。

p123[法規49]問18についてはご指摘のとおりです。申し訳ありません。
正しくは、「を超える」 → 「以下の」
防火地域内にある平屋建て、延べ面積[100]㎡以下の店舗は、耐火建築物
または準耐火建築物としなければならない。
[法61条、法別表第1] (法62条は削除)

店舗が法別表第1(い)欄(4)項、令第115条の3第三号の物品販売業を営む
店舗に該当するが、法別表第1(ろ)(は)(に)欄に該当しない為、法第27条の
規定を受けないことを確認するために、法別表第1は、必要と考えます。

以上、お詫びして訂正いたします。
********(株)エクスナレッジ

----結局、出版社は私の主張を理解できませんでした!------------


有料老人ホームの廊下幅は、片廊下の場合は、

介護保険法の規定に基づき、
平成11年3月31日付けで厚生省令第40号に基づき『1.8m』
のようなのですが、

そもそも、2級建築士の試験問題で、介護保険法の厚生省の省令を根拠にする 
問題が出題されるわけがないのですか?

受験生が持っている法令集に絶対載っていない条文だと思います。
ホント、この著者は何を考えているのでしょうか???









参考1
**********H25年度 2級建築士  法規 問10***************************
〔N o.10〕
有料老人ホーム(鉄筋コンクリート造2階建、各階の床面積150m􌛌、高さ
6m)の避難施設等に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
ただし、耐火性能検証法、防火区画検証法、階避難安全検証法、全館避難安全検証法及び
国土交通大臣の認定による安全性の確認は行わないものとする。

1.片側にのみ居室のある共用の廊下の幅は、1.2m以上としなければならない。

.避難階が1階で、2階における有料老人ホームの主たる用途に供する居室の床面積
の合計が90m􌛌の場合には、2階から1階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設
けなくてもよい。



.建築基準法施行令第116条の2第1項第二号の規定に該当する窓その他の開口部を
有しない居室がない場合には、排煙設備を設けなくてもよい。
.居室から地上に通ずる廊下、階段その他の通路で、採光上有効に直接外気に開放さ
れたものには、非常用の照明装置を設けなくてもよい。
.避難階が1階である場合、2階には、非常用の進入口を設けなくてもよい。法



******参考2、某出版社のH25年度の過去問 問10の解説******************

1.誤り。令119条で廊下の幅が規定されているが、設間の建築物の用
条の適用の対象外であるから、1.2m以上という制限はない。



2.正しい。設間の有料老人ホームは、令19条1項により児童福祉施設等に該当
するので、令121条1項4号により、その用途に供する居室の床面積の合計
が50ぽを超えるものは、2以上の直通階段を設けなければならない。ただし、
同条2項で主要構造部が準耐火構造であるか、又は不燃材料で造られている
建築物については、100ポと倍読みされているので、90ピの場合は2以上の
直通階段は不要である。なお、コンクリートは法2条九号の不燃材料に該当
する。


3.正しい。令126条の2第1項により、一定の特殊建築物又は階数3以上の建
築物で延べ面積が500ポを超えるもの、令116条の2第1項二号の窓その他開
口部を有しない居室又は延べ面積が1000ピを超える建築物の居室で、その床
面積が200ピを超えるものには、原則として排煙設備を設けなければならな
い。設間は、このいずれにも該当しないので、排煙設備は不要である。


4.正しい。令126条の4本文かつこ書により、設間の建築物の居室及びその居
室から地上に通ずる廊下、階段その他の通路には非常用の照明装置の設置が
必要であるが、採光上有効に直接外気に開放された通路は除かれる。

5.正しい。令126条の6により、非常用の進入回は、原則として、建築物の高
さ31m以下の部分にある3階以上の階に設けなければらない。設間の建築物
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